ねぶた衣装の着かた
★おこし→浴衣→腰ひも→マジックベルト→しごき→たすき の順番で身につけます
①おこしを付けます。
腰に巻いた後、後ろで紐を締めて下さい。
②浴衣を着ます。
③腰ひもを結びます。
※腰ひもを結ぶ時に、浴衣の裾を織り込んで、丈を調整します。
④腰ひもの上からマジックベルトを巻き、固定します。
⑤マジックベルトの上からしごきを締めます。
※しごきは、マジックベルトが少し見えるくらいで締めましょう
⑥たすきを掛けて出来上がり!
※女性の場合、たすきの結び目を蝶々の様にふっくらさせると可愛らしく見えます
たすきがけの手順はこちらをご覧下さい
ねぶた衣装の着かた - たすきがけ
①肩から後ろに1.5m位を垂らす
②逆の脇を通して肩に掛けて・・・
③背中の中央でたすきを交差させる
④たすきの端を、交差させた箇所を通して締めて・・・
⑤蝶結びで締めたら完成
手拭いの結び方【くわがた】
性別・年齢問わず、誰にでも似合う結び方です。特に細かい柄の手拭いがよく合います。
仕上がりは2通り。
①たたんでアイロンがけした手拭いの中心を、図のように額の真ん中に合わせて押さえ、頭囲を計って結び目を決める。
②いったんそのまま頭から外して形を作る
③合わせ目を中心に、図のように手拭いの左右を互い違いに交差させればできあがり。かぶるときは前下がりに!
手拭いの結び方【ねじり】
4種類の中で、もっとも威勢の良い結び方。短く刈り上げたヘアスタイルにもよく似合います。
①手拭いの両端を持ってねじり、くわがたの結び方に習って頭囲を計り、結び目を決める。
②手拭いを頭にかぶったまま、図のように両端を互い違いに交差させて締め、更に両端が角になるようにねじりこむ。
手拭いの結び方【道中かぶり】
時代劇にしばしば登場するスタイル。くわがたやねじりに不似合いな、大柄な柄の手拭いを粋に見せる。
手拭いで作る帽子、と考えればよい。
①手拭いはきちんとアイロンがけをしてから、頭の大きさに合わせて輪を作り、合わせ目は目立たないように糸で止める。
②手拭いの合わせ目を左右どちらかの端に持って行き、図のように上の部分を三角に折る。
③②で折った三角の部分を、さらに図のように折ってタレを作って完成。下の輪の部分を帽子のようにかぶる。
手拭いの結び方【けんかかぶり】
道中かぶりと同様、手拭いで作る帽子のスタイル。道中かぶりよりもアグレッシブな印象で、かぶり方も簡単。
ショートヘアーの女の子におすすめ。
①手拭いには、事前にきちんとアイロンをかけ、図のように頭をすっぽり覆ってから両端に余った分をねじる。
②「ねじり」の②の要領で左右を互い違いに交差させて締め、先端の部分はかぶっている部分の内側に隠す。
角帯の締め方
定番の角帯。何回か練習すれば、誰でも簡単に結べるようになります。
①帯の先端20cm~30cmを2つ折りにして、腰に2回巻く。(細い方は3回巻きます)
②余った部分を30cmほど残し、折り返す。
※ここできっちりと締める
③イラストのように交差させ、交差している部分より両端までの帯の長さを、同じくらいか、巾広の方が少し短めになるようにする。
※長さは折り返し部分で調整する。
④巾広の方を、2重(または3重)にまわした帯全部の下から通し、しっかりと結ぶ。
⑤2つ折りの帯を形よく、斜め上に折りあげ、巾広の帯を上からかぶせるように下ろす。
⑥巾広の方をイラストのように絡ませて結ぶ。
⑦更に形も直し、右方向へ回し、後ろへ持って行ってできあがり。
※背中の中央より、左右どちらかに寄せた方が粋になるでしょう。
股引のはき方
①股引はズボンとは全く違い、タグの付いている方が前で、分かれている方が後ろに来るので、はく前に注意すること。
②左右のひもを後ろに回し、イラストのようにウエストの部分を広げる
③左右の脚を片方ずつ入れる。ふくらはぎの部分がスリムのジーンズのように細くなっているので、完全にかかとまで通すように注意する。
④両脚を入れたら、ウエストの部分を両方もって、腰骨の上まで一度引き上げる。右側のひもを左側に回し、ひもの下の袋状の部分を右側のおしりにフィットさせる。
⑤左側に回した右側のひもを、前側の、正面で二重に合わさっている布の間に、内側から通して外に出す。
前に通したひもを、右手で引っ張りながら、左のひもを左手で、上のイラストのように持つ。左手に持った左側のひもを、後ろに回し、そのひもの部分を、左側のおしりにフィットさせる。
⑥右手で持った左側のひもは、イラストのようにそのまま前に持ってくる。その際、ひもを少し持ち上げ気味にして、おしりにフィットさせた部分がたるまないようにする。
⑦前に通したひもを、右側で合わせ、しっかりと結んでできあがり。
⑧着終わったらイラストのように、おしりの部分がぴったりとフィットしているか確かめる。
腹掛けの着かた
①腹掛けは、買ったときには裏を表にしてたたんであるので、必ず裏表を確かめる。ポケットの付いている方が表。
②イラストのように、まず頭を通す。この要領は、エプロンの着方と同じ。
③頭を通したら、左右のわき下の部分を、イラストのように広げ、少し引っ張って衿もともなじませる。
④このイラストは、手を通している状態。両手を通したら、下の部分を強く引っ張りフィットさせる。首あき具合もここで調整するのだが、これは少しつまり気味につるのがコツ。
⑤調整が終わったら、左右のひもを後ろに回し、引っ張りながら交差させる。
⑥ひもを結ぶ位置は、だいたいウエストの辺り。結び目が気になる人は、左右のひもを着物の腰ひものようにねじってたくしこむ。
⑦ひもを結び終わったら、前掛けを元に戻す。そして、もう一度首回りの開き具合をチェックする。開きすぎは、「馬づら」と呼ばれるので絶対に避けたい。